2021.12.31
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- 目標12
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レジリエントなインフラを整備し、持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る輸送や灌漑、エネルギー、情報通信技術といったインフラへの投資は、多くの国で持続可能な開発を達成し、コミュニティーのエンパワーメントを図るうえで欠かせません。
生産性と所得の向上や、健康・教育面での成果改善にインフラへの投資が必要なことは、以前から認識されています。製造業は経済開発と雇用の重要な牽引役です。
しかし現時点で、製造業の1人当たり付加価値は欧米の4,500米ドルに対し、後発開発途上国ではわずか100米ドルに止まっています。
検討すべきもう一つの重要要因として、製造工程中の二酸化炭素排出が挙げられます。
排出量は過去10年間に多くの国で減少しまし たが、減少のペースは全世界で一様ではありません。
技術の進歩は、資源効率と省エネの向上をはじめとする環境目標の達成に向けた取り組みの基盤となります。
技術とイノベーションがなければ、産業化は起こり得ず、産業化がなければ開発も実現しません。
製造業の生産で大きな割合を占めるハイテク製品への投資を拡大し、効率を高めるとともに、人々のつながりを増やす移動・携帯通信サービスに注力する必要があります。
持続可能な開発目標(SDGs)とは、すべての人々にとってよりよい、より持続可能な未来を築くための青写真です。貧困や不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、私たちが直面するグローバルな諸課題の解決を目指します。SDGsの目標は相互に関連しています。誰一人置き去りにしないために、2030年までに各目標・ターゲットを達成することが重要です。